背景
いま使っている法人カードには不満が2つあった。ひとつは利用枠が足りなくなること。もうひとつは、Apple Payに対応していなくて、店頭のタッチ決済に使えないことだ。
それで2枚目を探しはじめた。別のAIに相談すると、三井住友カードのビジネスオーナーズと個人カードの2枚持ちをすすめられた。組み合わせるとAmazonなどで1.5%還元になる、という定番の案で、ネットの比較記事でもよく見かける。
申し込む前に、Claudeに確かめてもらうことにした。
まず事実確認
最初に、すすめられた内容の裏を取ってもらった。間違いがひとつ見つかった。
「モバイルSuicaへのチャージで0.5%還元」と言われていたが、公式の案内ではチャージはポイント付与の対象外。比較していたJCBも同じ扱いで、Suicaは判断材料にならなかった。
自分の明細を集計してもらう
うちはマネーフォワードの会計ソフトをAIにつないである。カードの明細9か月分、100件あまりを、AIに用途別に集計してもらった。
結果を見ると、支出の半分以上は毎月の定期的な支払いとサブスクだった。2枚持ちで還元率が上がるAmazonは、全体の3%しかない。Amazonはあまり使っていないという記憶はあったが、数字で見るとはっきりした。
この内訳でポイントを試算してもらうと、2枚持ちは、どこで使っても1%つくカード1枚のおよそ半分。1.5%になる支払いが少なすぎて、基本の還元率の差がそのまま効いてくる。
一般論のおすすめと、自分のデータから出した答えが、真逆になった。
決めたこと
2枚目はJCB Biz ONEの一般カードにした。年会費が無料で、どこで使っても1%。Apple Payに対応していて、会計ソフトとの連携にも公式に対応している。いまのカードがVisaなので、ブランドが分かれるのも都合がよい。
念のため候補を広げて、ひとり法人向けのカードをほかにも調べ直してもらった。特定のサービスで2%になるカードは、うちの該当する支出が少なくて上乗せがわずか。利用枠の大きいカードはApple Payに非対応。結論は変わらなかった。
使い分けは一言で決めた。海外のサービスだけVisa、それ以外の日常はJCB。ClaudeやNotionのような海外のサブスクはJCBが通らないことが多いので、いまのカードに残す。国内の固定費と店頭の支払いをJCBへ移せば、いまのカードの枠にも余裕ができる。
「最大77,000円相当」を自分の条件で計算する
申し込みの翌日、もうひとつ判断があった。ちょうど25万円ほどの買い物を控えていて、新しいカードで払えば入会キャンペーンを取りにいける、と考えていた。
キャンペーンのページには「最大77,000円相当」とある。AIに自分の条件を当てはめて計算してもらうと、この数字は上位のゴールドカードで全部の条件を満たしたときの合計だった。一般カードで自分の利用額だと、1〜3万円相当のポイント。付与も半年先になる。
それなら、と支払いは金利0%の分割払いに切り替えた。不確かなポイントより、毎月の支払いが平らになるほうを取った。カードのほうは、これから3か月の経費を寄せて、取れる分の特典だけ受け取るつもりだ。
この記事に書いたカードの条件やポイントの制度は、2026年9月時点のもの。今年に入ってからも制度の変更が続いている。
感想
カード選びを手伝ってもらったが、会計ソフトを連携していたおかげで、自分の利用状況を見て判断してもらえるのはとてもよかった。
反面、色々知られている状態なので、情報管理に気をつけなければいけないという怖さも感じた。
お金周りのことは大変だなぁ。