もどる

2026-07-23

会社HPをノーコードツールからAI制作に乗り換えた

STUDIOで突貫で作った会社HPを、Claude Code+Astro+Vercelで作り直した記録。お知らせ更新はヘッドレスCMS(microCMS)で解決し、水の世界観を波紋アニメーションで表現。独自ドメインの移行は思っていたより楽でした。デザイン判断は「動く比較モックを見て選ぶ」方式が最速でした。

開く

背景

株式会社うるかすの会社HPは、以前ノーコードツールのSTUDIOで突貫で作ったものでした。Claude Codeをだいぶ使い慣れてきたこともあり、「AIでHP作りをちゃんとやってみよう」と思い立って、作り直すことにしました。始めたのは前日の夜。思いつきのわりに、翌日には独自ドメインでの公開まで辿り着きました。

公開先: https://urukasu.net

構成

  • Astro + Vercel: 静的サイト生成。GitHubのmainブランチにpushすると自動で本番に反映されます
  • microCMS: お知らせ機能用のヘッドレスCMS。管理画面が日本語で、非エンジニアにも渡しやすいのが決め手でした
  • 写真素材がまだないので、当面はSVGとCSSだけで画面を作っています

ノーコードツールからの乗り換えで一番気になっていたのは「CMS的な更新機能をどうするか」でしたが、ヘッドレスCMSで解決できました。記事を公開するとWebhook経由でVercelが再ビルドし、数分で本番に反映される流れです。投稿者にはmicroCMSのアカウントを渡せば、コードに触れずにお知らせだけ更新してもらえます(お知らせ自体は、最初の記事ができるまで非表示にしています)。

デザイン: 水の世界観をアニメーションで

「うるかす」は北海道・東北の方言で、米を水に浸してやわらかくすること。この水の世界観をサイトの見た目にも反映させたくて、事業構造の図を「中核から波紋が広がる」アニメーションにしました。

面白かったのは波紋の質感の検討です。物理的に正確な波の干渉をCanvasで計算する案も試したのですが、正確にやるほどモアレ状になって「もう波紋には見えない」結果に。最終的には「中核からだけ・ゆっくり・にじみ」というくっきり線+ぼかし層の二層方式に落ち着きました。正確さと、それらしく見えることは別物なんだなと。

デザインの相談は、口頭で説明してもらうより「動く比較モックを作って見比べる」方が圧倒的に速く決まりました。波紋の質感も、ボタンの色も、会社概要の表の組み方も、全部この方式で即決です。ノーコードツールだと少しハードルのあるアニメーションも、AIとならサクッと作れるのが良いところです。

独自ドメインの移行

最後に、STUDIOに向いていた urukasu.net をVercelに切り替えました。手順は3つだけです。

  1. STUDIO側で独自ドメイン接続を解除
  2. Vercelのプロジェクトにドメインを追加(CLIで vercel domains add
  3. DNSレコードを変更(apexのAレコードをVercelのIPへ、wwwはCNAMEを追加)

DNSの反映は約1分、SSL証明書はVercelが自動発行してくれて、身構えていたわりにあっさり完了しました。wwwからはリダイレクトでURLをapexに統一しています。

使ってみて

ノーコードツールとAIでのHP制作、どちらが良いかは使う人によると思いますが、自分の使い方にはAIの方が合っていそうです。体裁としてはシンプルにまとまって満足しています。アニメーションの追加や写真・コンテンツの掲載など、まだやることはありますが、コードで持っているのでこの先も少しずつ育てていけます。